パソコンやスマートフォンを使っていると、必ず出てくるのが「パスワード」です。当たり前のように使っていますが、実はこのパスワード、よく分からないまま何となく決めているという人も少なくありません。
この章では、難しい専門用語を使わずに、「なぜ必要なのか」「どう考えればいいのか」を整理していきます。
パスワードは何のためにある?
パスワードの役割は、とてもシンプルです。それは、「本人かどうかを確かめるため」です。
パスワードがあることで、
- 他の人が勝手に使うのを防ぐ
- 大切な情報を守る
- なりすましを防ぐ
といったことができます。
面倒に感じることもありますが、パスワードは自分の情報に鍵をかけているようなものだと考えると分かりやすいです。
よくあるパスワードの決め方
初心者に多いのが、覚えやすさを優先しすぎてしまうことです。
たとえば、
- 誕生日
- 名前
- 同じ数字のくり返し
- いつも同じパスワード
こうしたものは、覚えやすい反面、他の人にも予想されやすくなります。「自分しか知らないから大丈夫」と思ってしまいがちですが、推測されやすいものは避けるという意識が大切です。

「覚えやすいのが一番だと思ってました」

「気持ちは分かります。でも、少しだけ工夫するだけで安全さはぐっと上がりますよ」
安全なパスワードの考え方
安全なパスワードにするために、覚えておきたいポイントは次の3つです。
- 文字の種類を混ぜる
- ある程度の長さにする
- 推測されにくくする
たとえば、
- 英字
- 数字
- 記号
を組み合わせるだけでも、安全性は高くなります。完璧を目指す必要はありません。「少しだけ工夫する」それだけで十分です。
同じパスワードを使い回さない
ついやってしまいがちなのが、同じパスワードの使い回しです。便利ではありますが、一つが知られてしまうと、他のサービスまで影響が出てしまいます。
特に、
- メール
- 学校や仕事のアカウント
- ネットサービス
こうしたものは、できるだけ分けて考えるのがおすすめです。
忘れないための工夫も大切
安全にしようとして、逆に忘れてしまうのも困りますよね。
そんなときは、
- 自分だけ分かるルールを作る
- 少しずつ形を変える
- メモを安全な場所に残す
といった工夫をすると、管理しやすくなります。「覚えられないから簡単にする」ではなく、
覚える工夫をするという考え方が大切です。
この章のまとめ
この章では、パスワードの基本を整理しました。
- パスワードは本人確認のための鍵
- 覚えやすさだけで決めない
- 少しの工夫で安全性は上がる
- 使い回しはできるだけ避ける

「完璧じゃなくていいんですね」

「はい。大切なのは“考え方”です。次は、インターネットを安全に使うためのポイントを見ていきましょう」

