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第6章|データはどこに保存されている?

パソコンの基本

メモリの話を通して、「作業中に使う場所」があることが分かってきました。では、作った文章や写真、保存したファイルはどこにあるのでしょうか?

この章では、データがどこに保存されているのか、そして「保存する」とはどういうことなのかを、イメージしやすく整理していきます。

データはどこにあるの?

レポートや写真、音楽ファイルなど、パソコンで扱うものはすべて「データ」として保存されています。これらのデータは、パソコンの中にある保存するための場所に入っています。

作業中はメモリの上に広げられ、保存すると、別の場所にきちんとしまわれる。そんな流れでパソコンは動いています。

「保存したはずなのに消えた!」というトラブルは、この仕組みを知らないことで起こりやすいものです。

データとは何だろう?

「データ」と聞くと、少し難しく感じるかもしれません。ですが、考え方はとてもシンプルです。データとは、文字・数字・画像・音などを、記録できる形にしたものです。

文章も写真も、パソコンの中では「情報のかたまり」として扱われています。私たちが画面で見ているのは、そのデータを分かりやすく表示した姿、というわけです。

情報とデータの違い

ここで、よく混乱しやすいポイントがあります。それが「情報」と「データ」の違いです。

  • 情報:意味を持って理解されたもの
  • データ:記録として保存されたもの

たとえば、写真を見て「楽しかった思い出だな」と感じるのは情報です。その写真ファイル自体は、データです。

パソコンが扱っているのは、あくまでデータ。意味を感じ取っているのは、人間の側なのです。

この違いを知っておくと、保存や削除の考え方が分かりやすくなります。データと情報の違いについて、もう少し補足しておきます。

ただし、データそのものには、はっきりした意味がないこともあります。そのデータが「何を表しているのか」を人が考えて理解したとき、はじめて情報になります。このように、データは情報になる前の材料だと考えると分かりやすいでしょう。

SSDとHDDの役割

データを保存する場所として、よく聞くのが「SSD」や「HDD」です。どちらも、データをしまっておくための装置です。

細かい仕組みを覚える必要はありませんが、

  • SSD:速くて静か
  • HDD:たくさん保存しやすい

といった特徴があります。最近のパソコンでは、SSDが使われることが多くなっています。

ソラ君
ソラ君

「保存場所にも種類があるんですね」

アオイ先生
アオイ先生

「そうなんです。でもまずは、“保存する場所がある”と分かれば十分ですよ」

保存・削除・バックアップの考え方

データを扱う上で大切なのが、保存・削除・バックアップです。

  • 保存:データを残す
  • 削除:不要になったデータを消す
  • バックアップ:万が一に備えて別に残す

パソコンはとても便利ですが、機械なので、故障や操作ミスが起こることもあります。

大事なデータほど、「消えたら困るかな?」と一度考えてみることが大切です。

この章のまとめ

この章では、データと保存について整理しました。

  • パソコンのデータは、保存する場所にしまわれている
  • データは、記録された情報のかたまり
  • 情報とデータは別の考え方
  • 保存・削除・バックアップの意識が大切
ソラ君
ソラ君

「保存って、ただボタンを押すだけじゃないんですね」

アオイ先生
アオイ先生

「そうですね。次の章では、パソコン全体をまとめて動かしている存在、
『OS』について見ていきましょう。ここが分かると、パソコンの仕組みが一気につながりますよ」