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第5章|メモリって何?作業机の大きさの話

パソコンの基本

CPUについて知ると、じゃあCPUは、どこで作業しているの?」という疑問が出てきます。

そこで登場するのが「メモリ」です。この章では、メモリを難しい部品名としてではなく、使われ方のイメージで理解していきます。

メモリは何のためにある?

メモリは、パソコンが作業をするときに使う場所です。よく「メモリは作業机の大きさ」にたとえられます。

机が広いと、ノートや教科書、資料をたくさん広げながら作業できますよね。一方、机が小さいと、出したり片づけたりを繰り返すことになります。

パソコンも同じで、メモリが広いほど、作業をスムーズに進めやすくなります。

メモリと保存の違い

メモリは、作業中だけ使う場所です。

一方で、保存とは「作ったものをしまっておくこと」を指します。文章を書いている途中はメモリを使い、保存すると、別の場所にデータが残ります。

ここを混同してしまうと、「メモリがいっぱいだから保存できない?」といった勘違いが起きやすくなります。

メモリは机、保存は本棚や引き出し、そんなふうに考えると分かりやすいでしょう。

メモリが少ないとどうなる?

メモリが少ないと、一度にできる作業の量が限られます。

たとえば、

  • アプリをいくつも開くと動きが重くなる
  • 切り替えに時間がかかる
  • 反応が遅く感じる

といったことが起こりやすくなります。

CPUがしっかり考える力を持っていても、作業する場所が狭いと、その力を十分に発揮できません。

ソラ君
ソラ君

「CPUが元気でも、机が狭いと大変なんですね」

アオイ先生
アオイ先生

「そうなんです。メモリは、CPUが働きやすくなるための場所なんですよ」

よくあるメモリの勘違い

メモリについては、初心者が勘違いしやすいポイントがいくつかあります。

よくあるのは、

  • メモリ=保存容量だと思ってしまう
  • たくさんあれば何でも速くなると思う
  • 使い切ると壊れると思ってしまう

といった誤解です。

メモリは、使われたり空いたりを繰り返すものです。減っていくものでも、消えてなくなるものでもありません。

「今、どれくらい机を使っているか」そんな感覚で考えると、安心して使えます。

この章のまとめ

この章では、メモリの役割について整理しました。

  • メモリは、作業をするための場所
  • 作業中だけ使われる、一時的なもの
  • メモリが少ないと、動きが重く感じやすい
  • CPUとメモリは、セットで考えることが大切
ソラ君
ソラ君

「メモリって、縁の下の力持ちみたいですね」

アオイ先生
アオイ先生

「いい表現ですね。次の章では、作ったデータがどこにしまわれるのか、
保存の仕組みについて見ていきましょう。
ここまで分かれば、パソコンの中身がかなり整理できますよ」