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第4章|CPUって何?パソコンの頭脳の話

パソコンの基本

パソコンの中身について少し分かってくると、「じゃあ、その中で一番大事なのはどれ?」と気になってくるかもしれません。

よく聞く言葉のひとつに「CPU」があります。この章では、CPUを難しい部品名としてではなく、役割のイメージで理解することを目標にします。

CPUは何をしている部品?

CPUは、よく「パソコンの頭脳」と呼ばれます。

これは、CPUが「何をするか考えて、指示を出す役割」を担当しているからです。

文字を入力したとき、アプリを開いたとき、保存ボタンを押したとき。そのたびにCPUは、「次に何をすればいいか」を判断し、ほかの部品に指示を出しています。

パソコンが“考えているように見える”のは、CPUがこの役割を休まず続けているからなのです。

CPUが速いと何が変わる?

CPUが速い、という言い方をよく聞くと思います。これは、考えるスピードが速いという意味に近いです。

CPUが速いと、

  • アプリの起動がスムーズ
  • 操作に対する反応が早い
  • 同時にいくつかの作業をしても止まりにくい

といった違いが出てきます。

逆にCPUがゆっくりだと、操作してから反応するまでに「少し待つ時間」が増えます。

ただし、速ければ速いほど良い、という単純な話でもありません。使い方によって、必要な速さは変わります。

CPUだけ良くてもダメな理由

「じゃあCPUだけ良いものを選べば安心?」と思うかもしれません。

ですが、CPUは一人で仕事をしているわけではありません。

作業する場所が狭かったり、保存する場所が足りなかったりすると、CPUがどんなに速くても力を発揮できません。

これは、人が仕事をするときも同じです。頭の回転が速くても、机が狭く、資料が置けなければ、作業は進みにくくなります。

パソコンも、全体のバランスがとても大切なのです。

ソラ君
ソラ君

「CPUが一番大事だと思ってました」

アオイ先生
アオイ先生

「大切なのは間違いないですが、
CPUだけで全部が決まるわけではないんですよ」

昔のCPUと今のCPU

昔のパソコンと今のパソコンでは、CPUの考え方も少し変わってきました。

昔は、「一つのことをどれだけ速くできるか」が重視されていました。

今のCPUは、「いくつもの作業を同時にこなす」ことが得意になっています。

音楽を流しながら資料を作ったり、調べものをしながら文章を書いたりできるのは、CPUの進化によるものです。

難しい仕組みを覚える必要はありません。今のCPUは、同時作業に強くなっているという感覚を持っておけば十分です。

この章のまとめ

この章では、CPUについての基本的な考え方を整理しました。

  • CPUはパソコンの「考える役割」を担当している
  • CPUが速いと、操作への反応が良くなる
  • CPUだけ良くても、快適とは限らない
  • 全体のバランスが大切
ソラ君
ソラ君

「CPUって、思ってたより身近な存在なんですね」

アオイ先生
アオイ先生

「そうですね。次の章では、CPUが作業しやすくなるための場所、
『メモリ』について見ていきましょう。ここまで来れば、パソコンの仕組みがかなり見えてきますよ」