パソコンを使っていると、
- 使い終わったから閉じた
- ×を押したから終わったはず
- もう使っていないと思う
そんな感覚になることがあります。ですが実は、「画面を閉じる」ことと「アプリを終了する」ことは、同じではない場合があります。
この章では、その違いをイメージしやすく整理していきます。
「×で閉じた=終わった」ではないことがある
多くのアプリは、右上の「×」を押すと画面が消えます。
そのため、
もう使っていない、終わった
と感じやすいのですが、中では処理が続いていることもあります。
- 裏で待機している
- 次にすぐ使えるよう準備している
- データを整理している
といった状態です。画面が見えなくなっただけで、完全に止まったわけではないことがある、というのがポイントです。
なぜ裏で動き続けるの?
アプリが裏で動き続ける理由は、決して「勝手に悪さをしている」からではありません。
- もう一度すぐ使えるように
- 作業を早く再開できるように
- データを安全に保つため
など、使いやすさのためにそうなっています。ただし、使っていないアプリが増えてくると、前の章で出てきたように、処理が重なっていきます。
「終了する」とはどういう状態?
「アプリを終了する」というのは、
- 裏での処理も含めて止める
- パソコンに仕事を返す
という状態です。アプリによっては、
- メニューから「終了」を選ぶ
- 右クリックで「終了」する
といった操作が必要なこともあります。
「閉じる」は一時的にしまう感じ、「終了」は本当に仕事を終わらせる感じ、と考えると分かりやすいです。

「しまってあるだけで、片づけたわけじゃない、って感じですね」

「その通りです。しまいっぱなしだと、中では動き続けます」
なぜ再起動で直ることが多いのか(ここでつながる)
ここで、前の章の「再起動」の話につながります。
再起動をすると、
- 動いていたアプリがすべて終了する
- 裏の処理も一度リセットされる
- 状態が整理される
ということが起こります。つまり、再起動はまとめて終了させる操作でもあるのです。「よく分からないけど重い」そんなときに再起動が効くのは、このためです。
自分で「整理」できると楽になる
毎回再起動しなくても、
- 使っていないアプリを閉じる
- 長時間使っていないものを終了する
だけでも、パソコンはずっと楽になります。「今、何を使っているか」を意識するだけで、動作の安定につながります。
この章のまとめ
この章では、「閉じる」と「終了する」の違いを整理しました。
- 画面を閉じても、処理が残ることがある
- 裏で動くのは、使いやすさのため
- 終了すると、処理も止まる
- 再起動は、まとめて整理する方法

「画面が消えたかどうかだけでなく、今どんなアプリが動いているかを少し意識してみてください。それだけでも、パソコンとの付き合い方がぐっと楽になりますよ」

