インターネットは、調べものをしたり、連絡を取ったり、とても便利な道具です。その一方で、「何となく使っている」ままだと、思わぬトラブルにつながることもあります。
この章では、インターネットを怖がらず、でも油断しすぎないための考え方を整理していきます。
インターネットは「誰でも見られる場所」
まず大切なのは、インターネットは基本的に誰でも見られる場所だということです。SNSや掲示板、コメント欄などは、友だちだけが見ているように感じることもありますが、実際には多くの人が見ることができます。
「家の中で話している感覚」と「外で話している感覚」は違いますよね。インターネットも、
外に向けて発信している場所だと意識することが大切です。
個人情報は出しすぎない
インターネットを使うときに、特に気をつけたいのが個人情報です。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 学校名
- 写真
これらを組み合わせると、本人が特定されてしまうことがあります。すべてを隠す必要はありませんが、「これは外に出して大丈夫かな?」と一度考えるクセをつけましょう。

「写真くらいなら大丈夫かな、って思ってました」

「写真も情報の一つです。背景や写り込みにも、思わぬヒントがあることがありますよ」
怪しい表示やメッセージに注意する
インターネットを使っていると、不安になるような表示が出ることがあります。
- 急に警告が出る
- 今すぐ操作を求められる
- 不安をあおる言葉が使われている
こうしたものは、一度立ち止まることが大切です。本当に大切な連絡は、急かすような言い方をしないことがほとんどです。
「すぐに押さない」これだけでも、トラブルはかなり防げます。
分からないときは一人で判断しない
インターネットで困ったとき、一人で何とかしようとすると、余計に状況が悪くなることがあります。
- 変だなと思った
- いつもと違う
- 少し不安
そんなときは、
- 家族
- 先生
- 職場の人
など、信頼できる人に相談することが大切です。
インターネットは「道具」
インターネットは、良いものでも悪いものでもありません。使い方次第で、とても便利にも、困ったものにもなります。
大切なのは、「どう使うかを考えること」です。正しく使えば、とても心強い道具になります。
この章のまとめ
この章では、インターネットを安全に使うための考え方を整理しました。
- インターネットは誰でも見られる場所
- 個人情報は出しすぎない
- 急かす表示には注意する
- 困ったら一人で判断しない

「ちょっと立ち止まるだけで、違うんですね」

「そうなんです。インターネットは便利な道具ですから、上手につき合っていきましょう。次は、よくあるトラブルの対処法を見ていきますよ」

